死装束

その地域の習俗や宗教宗派により、様式や方法が異なります。詳しい人に意見を聞くと良いでしょう。一例をあげると、帯を立て結びにする、衣服の前身ごろを左前にする、など日常の生活習慣と相反する行為をすることで、死霊から身を守るといわれており、それが引き継がれて現代の形になっているようです。
故人の愛用していた着物などを着せて送ることなども、最近では多くなってきました。

遺体の安置

その地域や宗教により、仏式の場合は宗派によって異なることが多いので注意しましょう。

  1. 遺体を北枕にして安置します。北枕にするのが難しいときは、西枕にします。
  2. 寝具に遺体を寝かせ、顔に白布をかけ、遺体が温まらないよう薄い掛布団をかけます。
  3. 魔除けとして胸の上にハサミ、包丁などの刃物を乗せ、刃先を足の方に向けます。
    (宗旨によって異なります)
  4. 華やかさを感じさせる装飾品は片づけます。
  5. ドライアイスはJA葬祭でご用意します。
  6. 神棚の扉を閉め「神棚封じ」のために、正面に半紙を貼ります。なお、葬儀が終わるまでは灯明、お神酒はいっさいあげません。
  7. 枕飾りを用意します。
  8. 仏壇の扉を閉じます。そして四十九日までは新仏が中心になります。

※宗旨等により異なります。